株式会社スカイラピス







スカイラピスのビジョン


より良いソフトウェアとサービスを適正な価格で販売する」

当たり前の事の様に思われますが、当たり前の事を当たり前にするには勇気が必要です。
私たちは、目先の利益に走る事はしません。
私達のソフトウェアやサービスは、自分達自身で徹底的に使って納得のいくものだけをお客様に提供します。適正な価格は必ずしも低価格を意味するわけではありませんが、私達が納得したのと同じようにお客様にも納得いただけるソフトウェアとサービスを販売いたします。

 

「スカイラピスは我なり」

より良いソフトウェアやサービスを産み出すためには、社員一人一人が会社を代表しているという意識が重要です。お客様に「この人がスカイラピスだ」と思われる人が望まれます。

例えば
「会社の金は自分の金」と思えば全ての業務への取り組み方が変わります。

 

「オープンソース」

オープンソースによるソフトウェア開発が、本当に普及してきました。しっかりしたオープンソースは、新技術や規格に対して積極的に取り組み、その成果物としてのソフトウェア品質も十分使用に耐えます。
プロプライエタリなソフトウェア開発は、米国でも日本でも非常に困難になりつつあります。複雑化・高度化するソフトウェア技術とますます短期化する開発期間を考えると、各種標準化や開発体制のグローバル化だけでは対応しきれなくなります。オープンソースは、その課題に対する一つの解決策だと考えます。

自分達が開発したソフトウェアをオープンソース化する。これにより世界中のソフトウェア開発者がテストし、バグを発見、そしてその修正案まで提示してくれます。新機能に関しても世界中のソフトウェア開発者がレビューに参加してくれるのです。

スカイラピスがお客様へ提供するソフトウェアやサービスは、従来の開発期間やコストを大幅に削減できるオープンソースの恩恵を十分に活用いたします。

 

「中国のIT環境」

社会全体では、WTO加盟と2008年のオリンピック開催の影響が大きく、外資に対して規制を撤廃する必要がでてきました。その影響が中国政府のIT立国政策に現れて来ています。インドに負けまいという意識が留学生への起業支援に現れているのでしょう。 狭いオフィスですが1年間無償で借りることができ、無税、利益の海外持ち出し可等、至れり尽くせりの条件です。起業には絶好の条件です。既にこの支援を受けて起業した会社は、ほとんど日本からの受託開発を行うソフトハウスです。日本の半額以下の人件費差額を当て込んだビジネスですが、規模が物を言う商売なだけに利益を出すまで時間が必要でしょう。パッケージのビジネスはと言えば、メインフレームの時代を経験せずにオープン系のシステム導入をしている為、まずは業務アプリケーションが主流だといいます。数十万円程度の中国製ERPが売れています。ご多分に漏れず、業務毎にサーバが多数導入され、データ/業務連携 はとれないが、人件費が安い為人手で対応している、というのが大方の大企業、政府機関の実状だといいます。かと言って現状に満足している訳ではなく、「効率化」「費用削減」「自動化」「信頼性向上」という言葉には大きな反応がありました。

スカイラピスは、2004年以来北京阿路特軟件有限公司を通じて中国市場への提案と開発センターとしての体制を整えてきました。「オフショア開発は難しい」という言葉を日本のIT企業だけでなく、ユーザ企業からも よく聞きます。殆どのケースは、要求仕様と契約内容が曖昧なまま中国でのオフショア開発に取り掛かったり、中国と日本の文化の違いを理解もせず、コスト削減だけを求めた結果です。

解決策は簡単です。中国と日本の文化の違いを理解できる優れた技術者をアサインし、日中の開発体制を構築すれば良いのです。スカイラピスでは、日本でのソフトウェア開発経験を10年以上積んだ 中国出身技術者がこの役割を担っています。日本が30年以上かけて現在のIT環境を構築したのに比べて中国のスタートラインはかなり高いレベル(クライアントサーバ辺り)から始まっています。しかし、より短期間であるにしろ、日本と同じ道をたどる事は間違いありません。スカイラピスが日本で蓄積した知識が中国でも発揮できることを確信しています。

 

2003年11月

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