ラピスラズリ「天空の破片」
ラピスラズリ―金色の斑点が輝く群青の石。
古代ローマの博物学者プリニウスはラピスラズリを「星のきらめく天空の破片」と表現しました。
ラピスラズリの美しさを言い表すのにこれほどふさわしい言葉は他にはないと思います。
ラピスラズリの語源と産地
ラピスラズリのラピス(Lapis)はラテン語で”石”、ラズリ(Lazuli)は”青”や”空”を意味するペルシャ語の”lazward”が語源です。
スペイン語/ポルトガル語で青を意味する”azul”もここから来ており、イベリア半島が8~13世紀半ばまでイスラム世界であった名残が見られます。
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